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■ここについて
音楽、映像、写真、文章などのアーカイブとして。ハッピーな音楽、美味しそうな食べ物、のんきな人とかが好きです。
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"小國旦那が舞子園の姉妹に命じ作らせた料理は奇妙なものだった。
大きな鍋一杯に大根下ろしを満たし、番頭の長男に稲取まで買いに行かせた大きな塩鮭の頭を三つ、出刃包丁で叩き切りにしてグズグズ煮るのだ。小國旦那が生唾を飲み、「もういいかな」と蓋を取ると湯気が上がり、大根下ろしの煮える音が大きくなる。
私が恐る恐る箸を入れ、摘まみ上げた鮭の頭の肉をロに入れると、大根下ろしが染みたのか、今までの鮭にはない味で、これがひどく旨いのだ。
「小國よ、この下ろし、いけるよ・・・いける」黒澤さんがいう。「大根下ろしは生だからこそ下ろしなんだが、それがどうして?」
大根下ろしは塩鮭の塩と脂で煮立てられて変質し、風味のある煮物になり、御飯の上に乗せれば副食物いらずで、何杯でもおかわりできそうである。盛んに鍋へ著を突っ込む三人の様子に、小國旦那は肩を少し聳やかした。
「これが俺んちの餓鬼の時の最高のご馳走・・・青森県は八戸、塩鮭の頭と大根下ろしのゴッタ煮だ」"
「複眼の映像」橋本忍
黒澤作品『隠し砦の三悪人』のシナリオ作業のときのエピソード。
熱海の温泉宿にこもって脚本を共同執筆していた4人の脚本家(小國英雄(小國旦那)、黒澤明、橋本忍(著者)、菊島隆三)。
ある日、たまたま食い物の話になり、ひとり一晩、自分の子供の頃のごちそうを作ってみようということになる。
(via fyfyfy)
(via darylfranz)
fyfyfy)すんげーうまそう!!!!